微妙に違う漢字たち04
中国語の文字について、ご存知の方も多いと思いますが、一部の文字は「簡体字(jiǎn tǐ zì)」という簡略化した漢字を使っています。多くの漢字は日本と同じですが、いくつかの文字について、微妙な違いがあるのです。
今回は微妙に違う漢字の第四弾。
まずは「器」!(リンク先の書き順動画をご確認ください)
点がある!真ん中が「大」ではなく「犬」になってますね。日本語の方が画数少ない。。。
中国語の「器(qì)」(百度漢語より)
日本語の「器」(漢字書き順辞典より)
次は「変」!
簡体字だと、上部の三画目と四画目は棒二本になっています。払いもはねもしません。下は「又」になっているので一画少なくなっています。
中国語の「変(biàn)」(百度漢語より)
日本語の「変」(漢字書き順辞典より)
つづいて「忍」!
あれ、三画目の点の場所がずれてる!?
中国語の「忍(rěn)」(百度漢語より)
日本語の「忍」(漢字書き順辞典より)
このような微妙な違いをわずらわしく思うよりも、違いを楽しんでいただけたらと思います。次回もお楽しみに。
微妙に違う漢字たちシリーズ 01(田、骨、差) / 02(北、真、别) / 03(画、步、非) / 04(器、变、忍) / 05(反、所、带) / 06(以、灰、低) / 07(氷、決、浅)/ 08(晩、経、天)