上海の清明節とロックダウン
4月5日は清明節(清明节qīng míng jié)です。4月3日から三日間の連休です。
清明節は日本のお彼岸にあたるもので、お墓参り(扫墓sǎo mù)をするのが習わしです。
また、暖かくなって緑が芽吹く時期ということで、外に出て自然に触れ(踏青tà qīng)、ピクニック(春游chūn yóu)などをします。
上海では青団(青团qīng tuán)という、日本の草団子のようなおだんごを食べる習慣があります。火を使うことを禁じる寒食節(寒食节hán shí jié)から伝わっているそうです。
さて、今年の上海の清明節は残念ながら五日間の区分けロックダウン(封控fēng kòng)に入り外出禁止の憂き目にあっています。
オンラインお墓参りをする人もいるとか。
ちなみに以下は在上海日本国総領事館からの案内です。
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●上海市政府は、3月28日(月)から、黄浦江を境にして地区を分けた封鎖措置を含む、新型コロナウイルス感染症対策措置を実施しています。現在、4月1日(金)午前5時までの予定で、浦東新区全区、奉賢区全区、崇明区全区、閔行区の一部、松江区の一部が封鎖になっており、これら地区へ通じる黄浦江を跨ぐトンネル、橋に通行規制が敷かれ、地下鉄、バス、フェリー等公共交通機関の運行が停止されるなどの措置がとられています。
●4月1日(金)午前3時から4月5日午前3時までは、浦西地区が封鎖される予定です。
●上海市の周辺各地では、上海市へ出入りする場合には、その行き先が封鎖地区でなくても、核酸検査の陰性証明を求めたり、上海市から戻ってきた場合に隔離措置をとるなど、上海市との往来に対する防疫措置が強化されています。
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上海に滞在中の方も、これから転勤予定だった方も、予定が狂って大変だと思います。。。
引き続き体調管理には十分気を付けましょう。