【ドラマで中国語】『不適切にもほどがある』編－3
ドラマのセリフから、日常で使えそうな中国語のフレーズを例文もまじえて紹介します。
ドラマのセリフを使った学習は、実際の会話の流れを理解しやすくし、自然な中国語の表現を身につけるのに役立ちます。
今回は『不適切にもほどがある』から、言葉を適切に（？）ピックアップしてご紹介したいと思います。中国語でのタイトルは『极度不妥(jí dù bù tuǒ)』と言います。
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A:「ねえねえ渚っち、友達登録しちゃう？QR出しちゃう？読み込んじゃう？」
B:「はあ…はい。（スタンプを送って）それ、私です。」
C:「丸い写真のところを触ると登録画面にいきます。」
A:「おまえ詳しいなあ。」
C:「うちの会社が開発したアプリなんで。」
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↓↓↓中国語に変換すると↓↓↓
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“渚渚，要不要加好友？要显示QR吗？要扫一下吗？”
“好……好了。那就是我。”
“碰一下圆圆的照片就会跳到加好友的页面。”
“你还真懂啊。”
“因为这是我们公司开发的应用程式。”
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“Zhǔ zhǔ, yào bu yào jiā hǎo yǒu? Yào xiǎn shì QR ma? Yào sǎo yí xià ma?”
“Hǎo, hǎo le. Nà jiù shì wǒ.”
“Pèng yí xià yuán yuán de zhào piàn jiù huì tiào dào jiā hǎo yǒu de yè miàn.”
“Nǐ hái zhēn dǒng a.”
“Yīn wèi zhè shì wǒ men gōng sī kāi fā de yìng yòng chéng shì.”
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※解説：
1.「渚っち」―「渚渚(Zhǔ zhǔ)」
・親しみを込めて名前を呼ぶ時に、「渚渚」のように一文字を2回続けたり、「小」や「阿」を付けて「小渚(xiǎo Zhǔ)」「阿渚(a Zhǔ)」などと呼んだりします。フルネーム呼び捨ても親しい間柄でよく言います。
2.「加好友(jiā hǎo yǒu)」―「友達登録する」
3.「QR＝二次元コード」―「二维码(èr wéi mǎ)」
・QRと言っても通じますが、中国語にするなら「二维码(èr wéi mǎ)」です。ちなみに「三维 (sān wéi)」だと三次元＝立体のことです。
4.「扫一下(sǎo yí xià)」―「読み込む」
・「コードを読み込む」は「扫码(sǎo mǎ)」、「スキャンする」は「扫描(sǎo miáo)」といいます。
・ちなみにスタンプは「贴图(tiē tú)」。スタンプ（印鑑）を押すことは「盖章(gài zhāng)」といいます。
5.「碰(pèng)」―「触れる」
・「碰」はぶつかる、遭遇するという意味もあり、マージャンのポンもこの文字です。
6.「跳(tiào)」―「ジャンプする」
・「跳到～」で「～まで飛ぶ」の意味になります。
7.「懂 (dǒng)」―「分かる」
・ここでの「詳しいなあ。」は、「深く分かっている」という意味で「懂 (dǒng)」にしていますが、ある事柄について熟知しているという場合は「你很熟悉啊(nǐ hěn shú xī a)」と言うことも出来ます。
・「分かる」の中国語は他にも複数あり、使い分けが難しい時もありますが、主に以下のような意味で使われることが多いです。
a.「懂(dǒng)」は「意味を深くくみ取る、悟る」の意味を含みます。
例：孩子长大了就懂事了。（子供は大きくなったら分かるよ。）
b.「明白(míng bái)」―「分からなかったことがクリアになる、理解する」。
例：课文上的内容都明白了。（テキストの内容は分かった。）
c.「理解(lǐ jiě)」―「何かの事象や気持ちを理解する、くみ取る」。
例：我理解你的意思。（君の言いたいことは分かるよ。）
d.「了解(liǎo jiě)」―「何か一つの事柄に対して理解する、承知する」。
例：我们要了解垃圾分类。（ごみの分別について理解しよう。）
e.「知道(zhī dào)」―「他からの知識などを知る、認識する」。
例：我知道她是谁。（彼女が誰か分かるよ。）
8.「应用程式(yìng yòng chéng shì)」―「アプリケーションのプログラム」
・「アプリ」は「应用 (yìng yòng)」ですが、「APP」と言っても伝わります。