ウチナーグチと中国語の関係
沖縄の方言には、中国語の中でも特に福建や台湾の一部で話される閩南語(闽南话mǐnnánhuà) と共通点をもつ言葉がいくつかあります。
例えば、沖縄では「き」という音を「チ」と発音します(例:おきなわ → ウチナー)。中国語にも「き」の音はなく、「気」や「期」などは qì(チー)と発音されます。
沖縄方言については「日本の古語が残っている」という説もありますが、その古語自体が中国語と関連していることも考えられます。例えば「魚」のことを古語では「イオ」と言い、沖縄では「イユ」、中国語は「yú(ユー)」と発音します。
以下は、語源かどうかは確定できませんが、「似ている」と感じられる語をいくつか紹介します。
(日本語|沖縄方言|類似の中国語(ピンイン)(日本語ルビ)の順で表記)
ジャスミン茶|サンピン|香片(xiāng piàn)(シャンピエン)
私|ワー|我(wǒ)(ウォー:閩南語は「ワー」)
赤ちゃん|ボーボー|宝宝(bǎo bao)(バオバオ:閩南語は「ボボ」)
クレープ|チンビン|煎饼(jiān bǐng)(ジェンビン)
魚|イユ|鱼(yú)(ユー)
メンマ|スンシ|笋丝(sǔn sī)(スンス)
砂糖|サーター|砂糖(shā táng)(シャータン)
太陽|ティーダ|天道(tiān dào)(ティエンダォ:中国語は「太阳tàiyáng」)
清明節|シーミー|清明(qīng míng)(チンミン)
満腹だ|チュファーラ|吃饱了(chī bǎo le)(チュバォラ)
いつも|チャー|常(cháng)(チャン)
だいたい|テーゲー|大概(dà gài)(ダーガイ)
|シーサー(獅子の石像)|石狮(shí shī)(シーシー)
|(ソーキそばの)ソーキ|筲箕(shāoJī)(シャオジー:閩南語は「ソージ」、竹で作ったざるのこと、※ソーキは豚バラのことで、豚バラが竹ざるに似ていたとされる)
沖縄の言葉には中国語の影響だけでなく、東南アジアや最近では英語などに由来する語もあるとされ、古くから多様な人や文化が交流してきた歴史を感じることができますね。
中国語を学ぶと、改めて日本語を発見できて面白いです。もしこれをきっかけに興味を持たれた方、沖縄出身の方、一緒にサンチャイナで中国語を学びませんか?まずは体験レッスンにお申し込みください。お待ちしております。