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【クセつよ発音矯正講座】「n」も「ng」も「ん」!?

ピンインで「n」で終わるものと「ng」で終わるものがあり、どっちか分からないという方はとても多いです。なお「ng」は「んぐ」とは読みませんよ。YouTubeなどでもいろいろな方が発音解説しているので、そちらも参考にしていただければと思いますが、今回は発音に関しての「n」と「ng」の違いについて解説します。

 

 

まず「n」は、英語のNを発音すると分かると思いますが、舌の腹を膨らまして、上あごと上前歯の裏に付けます。自然と口が横に広がります。

「ng」は、口を開けたまま「ん」と言ってみてください。舌の根元で気道をふさぐイメージです。または鼻に抜けるイメージです。

「n」と「ng」どちらも必ず母音とセットで発音しますので、以下で母音のついたピンインで違いを紹介します。

 

☆「an」と「ang」の違い:

「an」は「a」の音を出しながらすぐに「n」で舌を上あごと上前歯の裏にに付けて終わらせます。その舌の動きが自然と「あ」と「え」の間のような音となります。英語の「can」の母音の音が近いです。

「ang」は「あー」を言って口を開けたまま舌の根元で気道をふさいで鼻に抜けて終わらせます。

「an」と「ang」音声:

☆「in」と「ing」の違い:

「in」は「い」の間の音を出しながらすぐに「n」で舌を上あごに付けて終わらせます。「ing」よりも短いです。

「ing」は「いー」を言ったあとに舌を引っ込めての根元で気道をふさいで終わらせます。その舌の動きが自然と「ゆ」の音が混じる感じです。

「in」と「ing」音声:

☆「ian」と「iang」の違い:

「ian」は「in」の間に「a」が入るのですが、「i」の音が強く「a」はほぼ「え」の音になります。英語の「¥( yan)」の音が近いです。母音のみでは「yan」と表すので読める方は多いですが、「tian」「lian」「xian」「jian」など子音が付くと途端に間違う方が急増します。

「iang」は母音のみでは「yang」と表し、間違える方は少ないです。但し「ヤング」ではないので英語読みしないようにご注意ください。

「ian」と「iang」音声:

☆「en」と「eng」の違い:

「en」は英語のNの音が強く影響され「e」はほぼ「え」になります。「ben」「gen」「men」「zhen」など。

「eng」は単母音「e」がもともと喉の奥で発音する音なので、全て喉元で発音します。「e」と言った後に舌の根元で気道をふさぎ鼻に抜けます。

「en」と「eng」音声:

 

 

他にも「n」と「ng」を使う音は有りますが、今回はこの辺で終わります。

発音をしっかり学びたい方は、毎週土曜13時開催の発音矯正グループレッスンにご参加ください。

または、体験レッスンにお越しください。

 

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